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プジョー208アリュール Part1 先入観なしに一度お付き合いください byえみり



クルマでボンジュール 208アリュール Part1 05

そしてこの1.2Lエンジン、最初はパワー不足を心配していたんですが、それも問題なし。高速道路の走行車線を走っていて、そこからの追い越し加速。「ちょっと力足りないかなー」なんて思っちゃってゴメンなさい。オーバードライブ気味の5速から4速へひとつギアを落として、アクセルを踏むだけでぐいぐいと208アリュールは加速していったんです。

 

こういうシーンでパワーやトルクのないクルマだと、アクセルを踏み込んでそこからエンジン回転が上がるのをじーっと待つ感覚ってありますよね。でも208アリュールはアクセルにリニアに反応して、力強い加速を見せてくれました。

 

クルマでボンジュール 208アリュール Part1 12

 

さて今回、私と208アリュールが出かけたのは伊豆半島。本当は箱根のワインディングを…って思ったんですけど、ロケの前に208アリュールに乗って分かったのは、決して峠をギンギンに攻めるクルマではないってこと。それよりも高速道路、峠や海沿いのワインディングをゆーったりと走るのが似合うなーって。

 

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シフトレバーのストロークにも余裕があって、決してセカセカと走るクルマじゃない。でも2速や3速でギアをキープしたまま走れば、アクセルレスポンスもよくキビキビと走れるんですね。もちろん高めの5速ギアのおかげで高速クルージングは静かで快適そのもの。その日、そのときの気分や走る場所で乗り方や楽しみ方を変えることができる。そんな懐の深さというか、キャラクターの多様性、それが208アリュールの魅力だって思いました。

 

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そういえばアリュールって言葉、英語で「魅力」とか「魅惑」という意味なんですよね。先日、番組の収録でコメンテーターさんに教えてもらったんです。へー、魅力ねえ。

 

208のエントリーモデル、いうなればプジョーのボトムエンドを支えるベーシックな1.2Lエンジンを搭載したクルマに、あえて「魅力」っていうネーミングを与えるところに、プジョーっていうメーカーのセンスと自信が現れている気がしますね。

 

さらにこんな魅力的なクルマが199万円で買える。これはいろんな人に乗って欲しいなぁ。そして208アリュールのいろんな魅力に気付いてもらえたらうれしいです。「マニュアルだから面倒かも…」「1.2Lだからパワーがないかも…」って先入観はなしで、まず乗ってみてほしいんですよ。付き合えば分かる、その魅力。これ208アリュールだけじゃなくて、私、藤本のことでもあるですよー。「わがままだから」とかそういう先入観なしに、一度付き合ってみませんか(笑)。

 

 

< 取材協力 >

プジョー 208 公式サイト

 

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