プジョー308CC Part1 爽快感100%の素敵なワインディングドライブの巻き
ザ・モーターウィークリー、DJの藤本えみりです。番組内の「えみりのクルマでボンジュール」、聞いていただいてますかー?
番組コーナーと連動しながら、フランス車やフランスにまつわることをお伝えするこのスペシャルブログ。私なりのインプレッションやドライブレポをアップしていますが、今回のパートナーは、プジョー308CCです。
CC=クーペ&カブリオレということで、このコーナーでは初めてのオープンカーです。オープンカーって不思議ですよね。なんか聞くだけでワクワクするというか、テンションが上がっちゃうんですけど、少しだけ心配なことが…。もうすっかり秋だから涼しいのはいいんですけど、寒いときもありますよね。そんなときに308CC、オープンカーってどうなんですかね? 寒くないんですか?
いや、藤本も番組を担当して10ヶ月ですから、ちょっとクルマのこと分かってきてるんですよ。だから「オープンカーって夏の乗り物じゃないんですか、これってどうなんですか?」って、スタッフに言ってやりましたよ、ええ。そうしたら一笑に付されました…簡単に言うと返り討ちです。スタッフ曰く「オープンカーは秋から初冬、これからが旬の乗り物なんですよ」って、え、そうなの?
もちろん夏のオープンカーも気持ちいいけど、湿気が少なくてキリっとした空気の中で走れるとき、それがオープンカーのベストシーズンなんだそう。だからこそ今が旬! なるほどー、と納得してまたひとつクルマのことをお勉強できた藤本のプジョー308CCドライブレポ、始まりです。
↑↑ ローランギャロスのロゴが様々な箇所に刻印されている。 左)シート、右)ドアサイド ↑↑
改めて今回のパートナー、プジョー308CCを紹介しましょう。今回、私のところへやってきた308CCは、308CCでも、限定車の308ccローランギャロス。このネーミングを聞いて、ピンときた人はフランス通かスポーツ好きですよね。
ローランギャロスとは、テニスの四大トーナメントのひとつ「全仏オープン」が行われる会場名。地中海横断を初めて成功させたパイロットの名前からとられたんだそうです。そしてプジョーはこの全仏オープンの大会オフィシャルスポンサーで、オフィシャルカーの提供と、開催時期に合わせて308CCなどの限定車をリリースしているというわけなんです。
なるほど、私はちっとも知らなかったから、これもまたお勉強になったなー。ちなみに世の男性のみなさん、こういうウンチクをさらっと話すのって、女の子からすると結構ポイント高いってこと覚えておきましょうね(大きなお世話かな?)。
さて今回のロケ地は高原ドライブが楽しめそうな山梨県八ヶ岳の麓周辺。総合リゾートホテルのリゾナーレ八ヶ岳を目指して出発です。
308CCローランギャロス。この限定車は純白のボディカラーとグレーのレザーインテリアがとても上品なんですよ。インテリアもむき出しになるオープンカーはやっぱり内装カラーも大事なポイント。でもこの白とグレーのモノトーンなら大丈夫、とてもオシャレです。ホイールがガンメタで足元もシックに決めてるのも好印象。こんなクルマでデートのお迎えに行ったら、彼女も絶対にメロメロになるって覚えておきましょうね(大きなお世話その2・笑)。
308CCは前回のドライブパートナーだったプジョーRCZのベースとなったクルマだから、どことなく雰囲気が似てました。フロントウインドーがグッと寝かされたフォルムは、空気を切り裂いていくみたいでスタイリッシュ。高速道路での走りはRCZ同様に落ち着いてるし、1.6Lターボエンジンはパワフルな加速を見せてくれました。でも今回の308CCが楽しかったのは、高速を降りて走り回ったワインディングだったんですよー。
と、その前に高速を降りた私は駐車場で一旦止まって、ルーフを開けてみることにしました。せっかくのオープンカー、いつまでも屋根を閉めたままじゃもったいないですもんね。ちなみに屋根を閉めたクローズドボディで走る308CCは、普通のクーペと同等の静かさだったってお伝えしておきましょう。