プジョー208プレミアム Part1 いっぱしの走り屋気取りで、かまぼこだってへっちゃらさ
さて話があっちこっちにいっちゃういつもの藤本ブログですが、ドライブの話に戻りましょう。今回、走りに行ったのは箱根とその周辺です。高速道路を使えば都心からも近いし、走って楽しいワインディングがあるクルマ好きにとっては天国のような場所ですよね。
高速道路の208は1.6Lエンジンでパワフルに走ってくれて、コンパクトボディなのに安定感も抜群でした。4速オートマチック・トランスミッションは、より熟成が進んだのか変速も加速フィールも滑らかでしたよ。
そしていよいよワインディングなんですが、208でワインディングを走る前に触れておきたいのが、そのインテリア。特にメーターとステアリングの位置関係が個性的ですばらしいんですよ。
φ35という小径のステアリングホイールが低い位置にセットされていて、メーターはハンドルの上から見るという独特のレイアウト。これは写真で確認してくださいね。メーターを見るのに視線移動が少なくて済むのと、小さいハンドルでもコーナーでクルマを思い通りに動かすことができるんです。
とはいうものの、まあ私の腕とまだまだ発展途中のインプレッション・センサーですから、深いところまでは分からないんですけどね…。それでも208はコンパクトだし、本当にワインディングが楽しいクルマでした。アクセルを思い切り踏んで走るのって、コンパクトカーの醍醐味なんだなー。でもいつもこの撮影で悩むことがあるんです。「この感じたことをうまく言葉にしたいなー、ブログで伝えたいなー」ってこと。珍しくドライブ中なのに、お仕事のこと考えちゃいました、テヘヘ(スタッフ注/この撮影もお仕事です・笑)
さてさてそんな風に藤本なりに色々と感じたり考えながら、208とワインディングを楽しんで、途中の駐車場に208を入れました。楽しかった記念に写メでも撮ろうかとパチパチしてたら、「これってプジョーですよね?」って話しかけられた。
「エッ?」って振り返ったら、ちょっと昔はヤンチャしてたっぽいオジサンがニコニコしながら、「いや、クルマ好きで走りに来てるんですけど、新車かなーと思って」って。オジサンの後ろには一目で走り屋さんだって分かるクルマが停まってました。クルマ好きなら大歓迎です!
「どうですか、プジョー。これって208ですよね?」って聞かれたけど、あれどうやって答えればいいんだろ? 「いいですよ。ほらハンドルが小さくてキビキビ動くんですよ」ってまずはインテリアの自慢から。「へー、すごいですね。足まわりはどんな感じです。フランス車ってネコ足って言いますけど…」「うーん、しっかりしてます(笑)」って、もっとちゃんと答えろ、私! 「じゃあカマボコの上を通っても大丈夫ですね」。
え? カ、カマボコ? って何ですか?
「あ、コーナー手前にある道路の突起ですよ。やわいクルマだと不安定な動きしちゃって逆に怖いんですよね」
「あー、あれカマボコっていうんですね。全然大丈夫ですよ。ちゃーんとサスが吸収してるからなのか、スーってコーナーに入っていけます」
「じゃあボディもしっかりしてるんだなー」
「ですです! でもガチガチに固いわけじゃないですよ。なんか剛性感があるのにしなやかなんですよね、208は」
「へー。その辺りがフランス車なんですねー」
「そーそー、そうなんですよー」
なーんて、あれ、ちょっといっぱしの走り屋気どりじゃないですか、私。何だかこういう会話って楽しいな。そうプジョー208の乗り味は、しっかりしてるけどガチガチじゃない。他人に話してみたら208で私なりに感じたことも間違いじゃないって確認できた。これブログに早速書いちゃおう!
箱根のワインディングをたっぷり楽しんだから、208と過ごす時間もあと少しになっちゃいました。途中、箱根神社(ここは交通安全の神様なんですよ)に寄って、自分とそして箱根にドライブに来てる人たちの安全を祈願。これでほぼロケは終了! って、予定ではアウトレットセンターに行くって言ってませんでした? 「もう遅いし…」って、いやいやいや。アウトレットは夜までやってるから行きましょうよ。せっかく広くなった208のラゲッジスペースも試してみたいし(笑)。
私と208のプチドライブはまだ続きます。後半をお楽しみにー。
< 取材協力 >
< 関連記事 >
クルマでボンジュール 508SW Part1 508SW Part2 508SW Part3
クルマでボンジュール 3008 Part1 3008 Part2 スタッフブログ
クルマでボンジュール RCZ Part1 RCZ Part2 スタッフブログ
クルマでボンジュール 308CC Part1 308CC Part2 スタッフブログ
クルマでボンジュール 208プレミアム Part2 スタッフブログ