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【メディア対抗レース】2012年 THE MOTOR WEEKLY ローガンズのレースプロジェクト始動す



2012年の今回で23回目を数える「メディア対抗ロードスター4時間耐久レースは」、自動車関連メディアの夏の祭典として今年も開催される。我がザ・モーターウィークリーも第1回から参戦しているが、今年は「ローガンズ(老眼’s)」とチーム名を新たにして出場。その準備も万端だ。

 

 

このメディア対抗ロードスター4時間耐久レースはマツダ・ロードスター(当時は初代のNA型ユーノス・ロードスター)がデビューを飾った1989年に、自動車メディアが率先してレースを楽しみ、ロードスターの楽しさをユーザーに伝えようというコンセプトのもとで開催されたのが始まりだった。その後もマツダのサポートを受けながら、以後22年間も続けられているイベントだ。

 

 

われわれは、2011年の第22回大会では、2010年の前年度に上位成績を収めたため120秒のピットインストップ(約2周分)のハンディキャップを負いながらレースに臨み、んだ。決勝ではその影響をまともに受けて2011年は12位と下位に沈んでしまった。

 

 

2011年レース詳報のように、ピットストップ120秒という2010年の上位入賞結果によるハンディはあったにせよ予選、決勝と不本意な内容であったといわざるを得なかった。

こうした点を踏まえ、2012年のレースはよりグレードアップしてプロジェクトは始動した。

 

 

まずはドライバーだ。

従来からのザ・モーターウィークリーのコメンテーターをメインにしながら、ゲストドライバーを誰にするか。

われわれは、STIの辰己英治氏を勧誘したところ、快く参加していただけることになった。これはある意味、メーカーという垣根を超えることであり、モータースポーツの楽しさを伝えるという共通した意思を持つ者同士だからこそ実現した快挙といえる。

 

ドライバーの顔ぶれは次の通り。

 

 

<2012年 ドライバー>

 

津々見 友彦選手(70歳)

番組コメンテーター。第1回日本GPドライバー。日産ワークス、トヨタワークス、いすずワークスに所属していた輝かしい経歴を持つ名ドライバー。最近の趣味は自転車というが1日で100kmを走破するほどのパワフルな70歳の最年長ドライバー。

 

 

 

 

 

辰己 英治 選手(61歳)

現在はSTIのニュルブルクリンク24時間耐久レースや、スーパーGTに参戦するBRZチームの総監督。かつてのスバルの、というより日本を代表するトップガンというにふさわしい開発ドライバーであることはよく知られている。初代レガシィやWRXの開発を行い、後には研究実験部・部長を経てSTIの開発部長に。現在はモータースポーツ室・室長。ニュルブルクリンク24時間レース前のVLNレースには自らもドライバーとして出場している。通算走行距離200万km以上という人間国宝級の経験を備えている。

 

 

 

 桂 伸一 選手(53歳)

番組コメンテーター。スロットカー、ラジコンカーレースの参戦歴は長い。本物のクルマのレース歴としてはワンメイクレース、N1耐久、スーパー耐久シリーズ、ニュル24時間レースなどに参戦。N1耐久ではR32GT-Rでシリーズチャンピオンを獲得、スーパー耐久シリーズはスカイラインGT-Rで優勝しており、経験豊富なベテランジャーナリスト。

 

 

 

 

石井 昌道選手(45歳)

番組コメンテーター。もてぎEnjoy耐久にも参戦ており、2012年はハイブリット車両部門でクラス優勝を飾った。また、メディア対抗では22回のうち、6回も優勝し、勝率の高いドライバーでもある。最近の活動では、エコドライブ教習会のインストラクターも務めている。

 

 

 

 

 

五十嵐 光男 選手(52歳)

NISMOで数多くの車両開発に携わっていた、モータースポーツ大好き人間。メディア対抗ロードスター4時間耐久レースにも2012年の参戦で8回目となるベテラン。

 

 

 

 

 

 

チーム監督は、例年通りRSファインの河野高男氏に依頼する。スーパーGT選手権レースの連戦でいささか過労気味ではあるが、ここは気合を入れてがんばってもらうほかはない。

 

 

<2012年レース車両>

 

レースの約1ヶ月前、マツダより提供されるワンメイクレース仕様の車両のカラーリングを一部変更した。真新しいステッカー類を貼り、ピカピカにクルマを磨き上げるといよいよレースを迎えるという雰囲気が湧き上がってくる。

 

レース用のロードスターNC型の車両にロールバーなど、レース用の安全装備以外は、完全なノーマル状態で、タイヤは今回からニューモデルのポテンザRE11-Aが装着される。なお、車両そのものは2011年に使用した車両と同一だ。

 

決勝レースの作戦は当日の昼頃までに練り上げる。

さあ、あとは決勝レースの始まりを待つだけだ。

 

 

 

<レーススケジュール>

 

2012年9月1日 筑波サーキット  ゲートオープン7:00~ゲートクローズ21:00

10:20~10:50 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース 公式練習

13:30~13:50 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース 予選

15:15~15:45 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース 開催セレモニー

16:00~20:00 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース 決勝4時間

 

 

<ザ・モーターウィークリー 過去5年の戦績>

 

2011年(第22回大会) 170周 23台中12位

ドライバー:津々見 友彦、五十嵐 光男、桂 伸一、石井 昌道、西山 猛

2010年(第21回大会) 184周 22台中3位

ドライバー:津々見 友彦、五十嵐 光男、ヤタサン、西山 猛、伊沢 拓也

2009年(第20回大会) 184周 21台中7位

ドライバー:津々見 友彦、宮城 光、森山 健寛、井出 有治、池沢 早人師

2008年(第19回大会) 188週 25台中3位

ドライバー:津々見 友彦、桂 伸一、国沢 光宏、齋藤 聡

2007年(第18回大会) 181週 24台中6位

ドライバー:津々見 友彦、ピーター ライオン、桂 伸一、国沢 光宏、平井 彰

 

 

<過去の大会レースリザルト>

 

2009~2011年大会レースリザルト     2005~2008年大会レースリザルト

2001~2004年大会レースリザルト     1997~2000年大会レースリザルト

1993~1996年大会レースリザルト     1989~1992年大会レースリザルト

 

 

メディア対抗ロードスター4時間耐久レース 公式ホームページ

マツダ 公式サイト

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