【メディア対抗レース】THE MOTOR WEEKLY ドライバー2012年の意気込み
<ローガンズ ドライバー意気込み>
2012年、ザ・モーターウィークリーのチーム・ローガンズは順調に始動したが、いよいよレース本番が直前に迫り、各ドライバーの心境・意気込みを聞いてみた。
津々見 友彦 選手(70歳)
「私の老後の唯一の楽しみが、このロードスターで競い合う『メデタイ』いや『メディ耐』だ。何しろ、このレースの為に、日ごろ自転車で足腰の鍛錬をしているのだから!
しかし、同じ性能のロードスター同士で戦うのは実にシビア。いかにハンドリングが良いスポーツカーといっても、相手もそれは同じ。性能差がないのだから、ミスなく走るしかない。しかも燃費がきつい。燃料を使わずタイムを稼がねばならない。これはエンジンを攻めて走れないことを意味する。
しかもだ、更にエンジンだけではなく、タイヤも持たせねばならない。こうなると最高のドライビングテクニックを磨くしかない。最も洗練されたドライビングが要求される。老後の楽しみにしてはレベルが高いのだが、これが成せたら実に『目出度い!』のだ。」
辰己 英治 選手(61歳)
「初めてのレースで、チームの皆様の足を引っ張らないか、ちゃんと走れるのか、不安一杯。
ロードスターと言えば、初代、US仕様”ミアータ”を筑波で走らせ、めちゃめちゃ楽しかった思い出が・・・」
桂伸一 選手(53歳)
「もちろん目指すは優勝ですが、勝とうという気持ちのなかに、燃費とタイヤの摩耗を抑える冷静な判断とワザが必要です。そこに今年はスバルSTIチームでニュルブルクリンク24時間レース2連覇を達成した辰己英治監督がドライバーとして参加してくれますので、レースの流れを見抜くことは安心して任せられる。『辰己マジック』にあやかりたいですね」
石井 昌道選手(45歳)
「2011年は初めてチームに参加したので、まだ馴染みが足らなかったかもしれません。耐久レースはチームワークが大切ですからね。2012年は迷惑かけないようにしつつ、遠慮もしないようにして力を発揮できるように頑張ります。
多分、今年も暑いでしょうから、バテないよう対策中。なるべくエアコンを使わないで過ごしてます。ポテンシャルとしては優勝できるはずなので、あとは作戦とちょっとの運が必要でしょうか。番組レポートを担当する予定なので、是非ともいい報告ができるよう願ってます」
五十嵐 光男 選手(52歳)
「今年もザ・モーターウィークリーチームの一員として参加している五十嵐です。私は2005年よりメディア対抗ロードスター4時間耐久レースに参戦しております。
このレースは毎年燃費を考えながらの戦略等、ただ速く走れば良いというレースではなく、各チーム毎に戦略を考えながら競い合う頭脳戦的なレースでもあります。そういう意味ではチームワークがとても重要な訳で、監督の戦略に従い、しっかりとチームの中の自分の役割を果たしたいと思います。
大先輩方に囲まれ、いささか緊張しておりますが頑張って戦いますので、ローガンズの応援宜しくお願いします」
チーム監督 河野 高男 監督