【パナソニック】SDカードをメディアとした新シリーズの「CN-S300D」を発売
2011年9月14日、パナソニック株式会社 オートモーティブシステムズ社はSDカーナビステーション「ストラーダ」の新製品となるSシリーズの「CN-S300D」を発表した。なお発売は10月20日からとしている。希望小売価格はオープンで、月産5000台を予定している。
近年の市販カーナビ市場では、センターコンソール内にフィットしながらも、HDDナビに比べて値ごろ感のあるSDカードをメディアとしたAVナビが売れ筋商品となっている。パナソニックでもすでに2009年から「Sクラス」を導入して参入済みだ。今回は「Sシリーズ 」として、さらにグレードアップした内容を誇っている。
まずはSDカードを使用したCDダイレクト録音を可能とし、画面も7V型ワイドVGA液晶を搭載するなど、上位機種にも劣らない高機能・高性能を実現している。VGA液晶にはクリアパネルとLEDバックライトが採用されて、地デジも地図も明るく鮮やかな高画質表示を実現。 不要なアイコンが表示されない「フルスクリーンマップ」の採用で視認性も向上している。
また新開発のスマートフォン用専用アプリを使って、車外でもネットの新鮮な情報からの検索が可能になり、目的地探しの幅がさらに広がっている。
専用アプリで検索した地点情報がナビで活用が可能になったほか、最新のグルメ・観光スポットなど多くの施設の検索が可能なスマートフォン用専用アプリ「おでかけナビサポート ここいこ♪」を開発した。
検索した地点情報はナビ本体内蔵のBluetoothユニットで伝送してナビの目的地設定に活用される。伝送された地点情報で操作なしにダイレクトに目的地へのルートを探索。なお文字入力に加えて音声認識でも検索可能で、検索した地点は「ブックマークリスト」に保存が可能となっている。
また今回は、外観デザインも一新された。凹凸の少ないフラットフェイスでスタイリッシュなフォルムを実現するとともに、上位モデルのHシリーズで好評のクリアパネルを採用し、さらなる高画質化を実現している。
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