【ホンダ・ステップワゴン】わくわくゲートは噂通りの優れモノでした！（レポート：藤本えみり）

ホンダ・ステップワゴン
価格：228万8000円～308万1400円
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「わくわくゲート」でも話題の新型ステップワゴン/ステップワゴン・スパーダの試乗会に行ってきました。

この日の会場は御殿場。御殿場での試乗会は、高速にもすぐ乗れたり、ワインディングもあったりで、色んなシチュエーションで運転が出来るので特に好きなんです。しかも今回の試乗は（途中の乗り換えも含め）4時間というロングドライブ。御殿場－東名高速－伊豆縦貫道路－芦ノ湖スカイラインと、ステップワゴンをたっぷり堪能させていただきました。
 
人気のミニバン「ステップワゴン」が登場したのは1996年。この新型は5代目になりますが、基本性能を進化させ、プラス新しい価値を加えたとか。その新しい価値のひとつが、話題の「わくわくゲート」です。私も実際にこれを体感するのが楽しみでした。
 
テールゲートが、タテにもヨコにも開いちゃうという「わくわくゲート」。最初にこの話を聞いた時は「一体どうなっているのやら」と、すごく不思議でした。でも実車を使って、実際に使ってみると本当にタテにもヨコにも両方開いちゃうの。スゴイ!
 

わくわくゲートをちょい開けしてみました。ちょっとした買い物はここから入れられます。ところで髪がボサってないですか？なんでー

「出入りがしづらい3列目の座席用に後ろに扉を付けたい」というのが発想のきっかけだったそうですが、後ろからの乗り降りはホント楽ちんだし、さらに床が汚れないように三列目シートのシートバックには折り畳み式のマットまで付いてます。こういう細やかな心配りは日本車ならでは!って感じがする。私がお母さんだったら嬉しいな。

これはル・ボランカーズミートのときの写真です。私、このわくわくゲートかなりお気に入りかも！

しかもヨコ開きの扉は、開度が3段階あるというかなりの優れモノ。後ろが壁ギリギリの狭い駐車場で、「あー、荷物下ろすのに一旦クルマを前に出さなくちゃ…」という、あの面倒くさい作業もないし、「小さな荷物をサッと出したい時」から「乗り降り」まで、様々な状況に対応してくれる。こういうトコロも、家族の日常の使いやすさをすごーく考えて作られているんだなって思うと、開発者の皆さんに拍手を送りたくなります。スバラシイ!
 
わくわくゲート、キャンプに行く時にも便利だなぁなんて思った私ですが、欲を言えば、私もファミリーで使ってみたい…（笑）。
 
家族に嬉しいのはこれだけではなく、フロントやサイドの窓が大きいので、沢山光が入って室内は開放感たっぷり。広い景色を見ることが出来て、気分も明るくなるから、きっと、家族でのお出かけがより楽しくなると思います。
 

「視界が良いので運転しやすかった」というのもあると思いますが、走り出すと軽快で扱いやすいのも驚きです。後ろが長いクルマを運転しているという感じがしません。サイズを全く感じさせないんです。「ミニバンってこんなに扱いやすかったんだ」って思いました。
 
そして走行中の室内が静か。運転席と3列目で会話が出来ちゃうほどです。試乗の帰りは私ずっと2列目シートに座っていたんですが（運転手は番組P）、静かだし、広くてのびのび出来るし、実はしばしの間寝てしまいました。あー、極楽でした（笑）。
 
ちなみにステップワゴンには、「ドリンク&ボトルホルダーが16個」と「コンビニフック10ヶ所」が付いているんです。試乗中、どこにあるのか探していたのですが、コンビニフックが8ヶ所しか見つけられなかった。「残り2か所は一体どこにあるのか。それを発見するまで帰れません！」と何やらバラエティ番組みたいなノリになった私に、ホンダ技術開発室の谷岡さんと惣野さんがお付き合いして教えて下さいました。ちなみに見つけられなかった2つのフックは、テールゲートを開けたらありました…。
 

フック探しにお付き合いいただきありがうございました！

そういえば、ステップワゴンとステップワゴン・スパーダはどう違うのかな…と疑問に思ったので聞いてみたところ、スパーダは「ファミリーカーでありつつも、男らしいクルマ」だと教えてもらいました。ボディカラーも濃い色が人気だそう。スパーダ専用色の艶やかなパープルカラー（プレミアムスパイスパープルパール）が一番カッコイイなって思った。男らしい私はこの色がお気に入りです。
 

ちょっと男らしい感じのスパーダ。藤本はスパーダのパープルがお気に入りです

ステップワゴンは、日常で使えば使う程、その使いやすさを実感するクルマなんじゃないかな、と思いました。もちろん、番組でも特集予定（2015年6月13日オンエア）です。ぜひお楽しみにー。