【シトロエンC4ピカソ＆プジョー308】乗り味の異なるフランス車をたっぷりと堪能した1日(レポート:藤本えみり)

プジョー308／308SW
価格:279万円～339万円
プジョー公式サイト

そして午後は、箱根の高級リゾートホテルで開催されたプジョーの試乗会へ。こちらでは、プジョー「308」(ハッチバック)と「308SW」に試乗。308は、その高い性能や品質がヨーロッパで高く評価され、今年のジュネーブモーターショーにて「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したクルマ。日本カー・オブ・ザ・イヤーの10ベストにもノミネートされていましたが、私もかなり気になっていました。

というのも、この番組のDJを担当して最初の1年目に、プジョーに乗って動画撮影をさせていただいたんです。今以上に何もわからない時だったけど、その撮影の時に、「フランス車ってこんなに優しい乗り味なんだ」って感動したから。

プラス、そろそろ新車を購入しなれば…という現実的な状況もあり、プジョー308(荷物がたくさん積めて大きい方が好きなので)特にSWの試乗を待ちにまっていたのです。

そして出会っての一番のお気に入りは、「LEDヘッドライト」です。エンジンを始動すると、こんな風に13個のLEDがキラキラと点灯。可愛い!また、「i-Cockpit」という直観的かつ感覚的なコックピットを採用。そのデザインはシンプルだけど上質な感じで、これがとても見やすかった。

タッチスクリーンが、ドライバー側に向けて傾けてあるのも良いなって思いました。

そしていざ308SWを運転してみると、また感動がよみがえってきました!「滑らかで、乗りやすい」。トップグレードの508SWに乗った時と同じような運転のしやすさを感じました。

不思議だけど、運転していて、すごく優しい気持ちになれるんです。スポーツモードにすると、ハンドルのすわりが良くなって←最近この言葉を教えてもらった=しっかり感を感じるので、安心感も増してくる。そうなると、ワインディングでも安心して楽しめちゃう。

208から採用された小径ステアリングも、女性の私には違和感なしでした。楽しくて、試乗時間最後のギリギリまでお借りしちゃった。

そしてSWのラゲッジは簡単にフルフラットにできて、最大容量は1660ℓ。広さもですが、開口部も大きくて使いやすそうでした。エンジンは1.2L、3気筒ターボ、6速AT。308のエントリーモデル「Premium」が279万円、308SW「Premium」が299万円。

長尺ものも楽々と収められる308SW。アウトドア好きの藤本的にはやっぱりラゲッジは大切なポイントです

そういえば、308と308SWでは「なんだか乗り味が違うな~」と思いました。ハッチバックとステーションワゴンだから、なのかな? フランス車と一口に言っても、「フランス車らしさ」って形やメーカーによっても違うのか?そんな疑問がふと浮かんできたりして…。

今度、番組で聞いてみたいと思います。明日（2014年12月20日・土）のオンエアをお楽しみに。