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【ルノー・キャプチャー】「デザイン同様にものすごく尖ったクルマと思ったら意外にも……」(レポート:藤本えみり)



 
そんな「冒険」をイメージしたキャプチャー。日本導入のグレードは、単色カラーのZEN(ゼン)と、ホワイトまたはブラックのルーフカラーがある2トーンカラーのINTENS(インテンスの2種類があります。

 
試乗したのは、インテンスグレードのオランジュルシオンというボディカラーのクルマ。鮮やかなオレンジで、ハッピーな気分になれるカラーでした。他にも爽やかなブルーに、チョコレート色のマロンショコラ、ベージュが入ったホワイトのイヴォワールなどがあります。茶色や白も大人っぽくて素敵でしたけど、キャプチャーは、明るい色で元気よく走りたいというのが私の感想です。
 
尖ってるけど実用的で何でも楽しめるクルマ
「アクティブに遊びまわること」が好きな私にとって、欠かせないものが荷室の広さ。冬の今、愛車には、ワークブーツと寝袋とスキー用具一式が乗っています。空いた時間にいつでも遊びに行けるように常時スタンバイ中なのです。
 
キャプチャーは、リアシートがスライド出来るし、最大で1235Lの広さを確保出来るので、遊びにもバッチリだなって思いました。

キャプチャーラゲッジ

ラゲッジ容量は遊びに使うのに十分な広さ

キャプチャーラゲッジ

アンダーボックスも装備

 

そして「あっ、これ新しい」と思ったのが、シートカバー。ジッパーが付いていて取り外し可能なんですよ。シートカバーを変えて車内の雰囲気を模様替えすることも出来るし、なにより、汚れたときに洗濯機で洗えるのが便利。シートって汚れやすい上に、汚れが目立つ場所なので、大事なお出かけの前に、綺麗にして出掛けられるのは嬉しい(なおこの装備はインテンスに採用されています)。

 
キャプチャーに搭載される1.2リッターターボのダウンサイジングエンジンは、高速道路もスイスイ走ってくれます。走り出しでアクセルを踏んだときに、少し間があいてから加速するような感覚を受けたんですが、走り出せば軽快に進んでくれます。

キャプチャーシート

取り外しできるシートカバーは便利そうと実感。シートバックポケットもゴムベルトでスタイリッシュ

キャプチャーエンジン

エンジンは1.2Lターボを搭載

キャプチャーインパネ

ピアノブラックをアクセントにインテリアもおしゃれ

 

取り扱いやすいサイズ+目線も高いので、運転しやすいのもポイントでした。試乗会は都内で、狭い道も多かったんですが、私でもラクに走れました。

 
キャプチャーに試乗させてもらって、私なりの結論はこんな感じです。
 
個性的な外見のイメージから、もっと尖がったクルマなのかな? と思っていた部分もあったんですが、とても身近に感じられるクルマなんだなって。女性でも運転しやすいし、乗りやすい。ちょっと都内でお買い物、なんて時にも使いやすい。遠出して冒険をしたい人にも、日常のちょっとした冒険を味わってみたいという人にも、どんな人のライフスタイルにも寄り添ってくれるクルマなのかも、って感じました。
 
キャプチャーをはじめとして、最近、オシャレなコンパクトSUVが続々と登場していますよね。もし買うなら…って考えたら、すっごく悩んじゃいました。クルマ選びで悩めるのって、幸せですね。ではまた次回、楽しいクルマに乗ってきます。お楽しみに。
 

えみりとキャプチャー

キャプチャーいいクルマでした。ではまた次回!

 

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