【車両概要】ホンダN-BOX+車両概要 フロアが傾斜している独創的新型車
【N-BOX+車両概要】 2012年7月6日から発売開始されたN-BOX+(エヌ ボックス プラス)は2011年12月に発売したN-BOXの派生モデルとして誕生している。
N-BOXについては、姉妹サイトAutoProveに詳しく紹介しているので、そちらの記事を参考にして欲しい。
・【ホンダ】クルマの造り方を変えた革新的野心作 Nシリーズ第一弾 N-BOX
・【ホンダ】N-BOX試乗記 軽自動車の概念を超えたのか N-シリーズ
そのN-BOXの持つ特徴を活かしつつ、「新しい可能性をプラスする」をコンセプトしたNシリーズの第二弾となる。とりわけ注目なのは、斜めの床とアルミスロープを使った【ユニバーサルブリッジ】、大きさの異なる3つのボードにより、多彩な空間アレンジを実現する【マルチスペースシステム】という2つの独創的なアイディアが盛り込まれているところだ。
アルミスロープを必要とするユーザー、例えば自転車やバイク、車椅子を積み込むなどのシチュエーションでは使い勝手が容易になる。これはホンダ独自の技術のセンタータンクレイアウトによる恩恵で、ガソリンタンクが後席下にないため、床をスロープ形状にでき、かつ地上高30cmまで低くすることが可能になっているからだ。こうしてバイクなどの車輪付きの重量物でも簡単に積み下ろしができるというわけだ。また、このアルミスロープを取り付けた後も、スロープは車内に収納され邪魔にならない。
マルチスペースシステムと呼ばれるボードを使ったスペース創造アイテムは、フラットベッドにしたり、荷室を上下2段に分割したりと様々な使い方ができるようになっている。もちろん、このボードを使用しないときでも車内に収納される。
N-BOX+のグレード構成では大きく分けてN-BOX+とN-BOX+カスタムがある。それぞれに、装備違いでGグレード、G・Lパッケージ、Gターボパッケージがある。N-BOXとの違いはノーマルモデルにターボエンジンを搭載したモデルがなかったが、今回N-BOX+には追加されている。従って、N-BOX+では、パワーユニットはNAとターボどちらも選択が可能となり、カスタムとの違いはエクステリアやインテリアなどのデザインの好みによってチョイスできるようになった。組み合わされるミッションはいずれもCVTでターボモデルにはパドルシフトも装備される。
また、新たにボディとルーフを異なる色で塗り分けた2トーンカラースタイル仕様も加わり、使う人の個性をより強く楽しく表現できる。
N-BOX+は、新設計エンジンと荷重分散構造により、全方位でクラストップの衝突安全性を実現。運転用i-SRSエアバッグシステム(連続容量変化タイプ)、助手席SRSエアバッグシステムが全タイプに標準装備されている。さらに、VSA(車両挙動安定化制御システム)も全タイプに標準装備。また、坂道発進時の後退を制御するHAS(ヒルスタートアシスト機能)も全タイプに標準装備される。
環境性能では、全タイプ「平成17年度排出ガス基準75%低減レベル」の認定を取得し、G、G・Lパッケージは両モデルとも(FF/4WD)「平成27年度燃費基準を達成している。
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