【Peugeot試乗会】プジョーのクリーンディーゼル日本初導入!その良さを体感しました。
<レポート:藤本えみり>
プジョーの「クリーンディーゼル」
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■クリーンディーゼル「BlueHDi」の試乗会へ!
今年(2016)7月、プジョーのクリーンディーゼルが日本初導入されました!搭載モデルは、「308 Allure BlueHDi」「308 GT BlueHDi」「508 GT BlueHDi」の3モデル。加えて、ステーションワゴンの「SW」にもディーゼル車が加わりました。そのプジョーのクリーンディーゼル「BlueHDi」の試乗会が御殿場で開催され、私も参加してきましたー。
「ヨーロッパではディーゼル車が多い」という話は以前から聞いていたり、実際旅行に行った時にそう感じましたが、プジョーの本国フランスでもディーゼル車が主流。しかも、プジョーが初めてディーゼルエンジンを搭載したクルマ(403D)を発売したのは1958年。プジョーは、長きに渡って、ディーゼルエンジンの開発に取り組んできたメーカーなんだそうです!
でも排ガスの規制の関係で、これまでずっと日本にはディーゼルモデルを導入できなかったそう。なので、車両説明会では、メーカーの方から「悲願が叶った!」という言葉も出たほどでした。
ちなみにディーゼル初搭載の「プジョー403」は、アメリカのTVドラマ「刑事コロンボ」の主人公の愛車だったクルマ。調べたら日本でも1981年頃まで放映されていたので、私も見ていたのを覚えています。歳がバレる・・・(笑)
だから、「ついに!」という言葉がふさわしいって思います。日本導入された、プジョーのクリーンディーゼルエンジン「BlueHDi」はどんなものなのか?すごく気になります。
ポイントは、「同程度の性能のガソリン車と比較した場合、C02排出量が約15%軽減され、燃料消費量も約25%改善」、「欧州排ガス基準ユーロ6と日本のポスト新長期規制に適合したクリーン技術」、「1.6Lと2.0Lの2つのエンジンをラインアップ」、「エコカー減税100%適用の優れた経済性」といいことだらけですよね。
じゃあ具体的に「他のディーゼルとどう違うのか?」と言われると私には説明できないのですが、独自のテクノロジーが使われているそうです!その構造等詳しくは、マニアック自動車情報情報サイト「AutoProve」をチェックしてくださいね。
でも試乗で走ってみて、プジョーのクリーンディーゼルエンジン車の良さを私も感じました。走り出すと、トルクがあって(トルク好きな私は、特に2.0L最高)、アクセルを踏んだ瞬間にグッと力強く進んでくれる。自分の思った通りに加速してくれるのが心地良いし、「扱いやすい」という安心感があります。
高速道路では、巡航速度に乗るまでの「伸びやかさ」と、乗った後の「滑らかさ」がとにかく気持ちいい。「308」にも「508」にも付いているスポーツモードにするとよりパワフルになって、低音サウンドに変化するからテンションが上がります。
そして今回の試乗で改めて感じたことですが、「308」で峠道を走った時、ハンドルの感じ、扱いやすさが抜群でした。上りでは、トルクがあるのでグイグイ走ってくれるのが楽しいし、下りのカーブを走行する際に、ハンドルを一定にしたままでカーブをスーッと曲がれるの。「フワフワ」でもなく「ガチガチ」でもない、「優しく受け止めてくれる感じ」がフランス車らしい~って思いました。
私自身、「下りカーブが苦手だし、怖い」と感じる時があるから、この懐の深さには感動しちゃう。そして「508」を運転した時には、静粛性が高く車内が静かで、ディーゼルのエンジン音が気にならないのも印象的でした。
実は私、「次に買うクルマはフランス車」って決めているんです!
アウトドア好きで海にも山にも行くので、ラゲッジスペースの容量が大きい「SW」で、もし買うとしたら、「ガソリン車か?ディーゼル車か?」をリアルに考えてみたのですが、「308 SW Allure」(1.2L)が税込303万8000円、「308SW Allure BlueHDi」(1.6L)が税込323万8000円。その差額は、20万円なんです。
もちろん、その差額をどう感じるか?は個人的な感覚や用途によると思いますが、輸入車といえば「ハイオク」だから、それが「ディーゼル=軽油」に変わると、ガソリンスタンドに行った時にそれだけでも嬉しくなるだろうな~って単純に思っちゃいました(笑)。
皆さんだったら、どちらを選びますかー??