【ニッサン・エクストレイル】ハイブリッドエコラン&オフロード試乗「全神経を右足に集中しましたっ!」(レポート:藤本えみり)



藤本えみり試乗 ニッサン エクストレイル ハイブリッド エコラン007

ニッサン・エクストレイルハイブリッド
価格:280万4760円~324万円
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今回、乗ってきたのは初のハイブリッドモデルが加わった日産エクストレイルです。しかもただの試乗ではなく、エコラン競争&オフロード試乗会。豪華賞品獲得を目指して、ザ・モーターウィークリーチームも参戦してきましたよ。

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エコラン、さてその結果は…

燃費の良さを競うエコランだけに、前日は「どうしたら燃費良く走れるのか?」をインターネットで予習してみたのですが、奥が深くて、様々な要素があるらしい…。そこで、一般道でのエコラン競争初体験の私は、「こういうのが良いのでは?」を色々試してみよう、なんて考えていました。当日朝、出発地である横浜の日産本社。エコランのレギュレーション説明などが行われたプレゼンテーションルームには、賞品のパネルがズラリと飾られていました。1位のチームには、「東京ディズニーランド(orシー)のペアパスポートチケット&ダイソンのテーブルファン&Gフォース ドローン」の3点セットなんですよ~。2位以下も、天然あんこう鍋セット、牛サーロインとか、ズワイガニとか、もう、心を捉えて離さない魅惑的なものばかり。「エコランの方法いろいろ試してみるくらいでいいかなー」なんて思ってた私も、見た瞬間に「勝ちたい!」という欲望がムクムクと沸き起こったのは言うまでもありません。

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上位はもちろん10位、ニッサンの23位、ブービーなどの賞品設定で俄然スイッチが入った瞬間です

ちなみにこのイベントは「エクストレイルハイブリッドの優れた加速性能と燃費性能を体感して欲しい」という思いから企画されました。使用車両は、エクストレイルハイブリッド20Xのエマージェンシーブレーキパッケージの4WD。JCO8モードでの燃費は20.0km/l。エコランの順位は、ゴール時のメーターの平均燃費で決定(同燃費だった場合はEV走行率が高い方が上位)。午前8時30分にスタートして、午前11時30分までに山梨県富士河口湖町にある「富士ヶ嶺おいしいキャンプ場」に着くこと。制限時間は3時間。その制限時間を過ぎた場合は、1分につき0.1km/Lのペナルティが課されます。「走行ルートは自由」なのでどういうルートで行ったら燃費が良いのか、渋滞も考慮しなきゃだし、といろいろと悩む私たち。横浜から保土ヶ谷バイパス東名圏央道中央道が推奨ルートでしたが、「みんなと同じでは勝てないだろう」と、一番距離が短いルートで行くことにしました。東名で御殿場まで行き、東富士五湖道路を使ってのルート。果たして、これが吉とでるのかどうか…?!

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普段も心がけたいエコドライブのコツ

ちなみにこの日、ザ・モーターウィークリーチームは、高橋Pおよび構成ザキさま、そして私の3人体制で参加。周りを見渡すと他の参加チームは2人体制、そりゃあエコランだから人数は絞るのが当然ですよね。それなのにザ・モーターウィークリースタッフの仕事熱心さが裏目に出た(笑)。一人分の重量オーバー、そして私の運転というダブルハンディみたいなものです(笑)。とはいえ「ズワイガニが食べたい」と言う番組プロデューサーにたまには恩返ししないと…と誓って、日産本社を出発したのでした。
 
エコランなのでエアコンは使わずに窓を開けて走行開始です。やる気はあるけど、走りが伴わない私を、助手席のザキさまがサポート。「クルマが動き出してから優しくアクセルを踏んだ方が良いよ」「よし、このままの速度をキープして」と、常にアドバイスをしてくれました。早速私、発進時にアクセル踏み過ぎちゃっていたみたいです。高速に入ってからは、ある程度の速度がのったら、「一定の速度で走れるようにアクセルをコントロールすること」をまず心がけました。踏み過ぎない、戻し過ぎない。でも登りも下りもあるから、「あっ、また速度が落ちてきた…。と思ったらアクセル踏み込み過ぎたー」なんてことが多々あったりして。一定の速度でアクセルをコントロールするって、すごく難しい…。
 
でも楽しいなと思ったのが下り坂。坂の頂上手前からアクセルを戻していくと、惰性で走っていく。その時にエクストレイルハイブリッドのメーター計に「EV走行していますよー」という表示が出るんです。そして燃費がぐんぐん上がっていくの。途中、平均燃費が21.5KM/Lにまで上がったんです。頑張りがすぐに数値で出るから、またさらに頑張ろうって思える。

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東名高速や下り坂で稼いで燃費は最大21.5km/lまで伸びた

御殿場を降りて東富士五湖道路のトンネルまでは登り坂が続きましたが、ラッキーなことに、それからは下り坂も多いルートでした(実は最後にコースミスしちゃいましたが)。結果は平均燃費は18.0km/lでしたー! 総走行距離141.5キロのうち、EV走行距離は48.2キロです。

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さてエコランは他メディアも含めて数日間開催されたので、自分たちが何位になるかは当日は分からない。「どこどこは×km/lだった」「じゃあ10位くらい?」「うーん、カニカニカニ-」と盛り上がりながら、キャンプ場で肉づくしのバーベキューでランチ。

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その後はオフロードコースへ移動して、エクストレイルのガソリン車でオフロード走行を体験しました。会場は富士ヶ嶺オフロード。以前、三菱アウトランダーやパジェロで走行したことがありますが、あのときは下った急坂を今回は登るコース設定。大丈夫なのかな…。まずはスタッフの方が運転する車に同乗してコースレクチャーを受けます。エクストレイルには「ALL MODE 4×4-i」というシステムが搭載されていて、走行状況に応じて前後のトルク配分を切り替えるので、滑りやすい路面でも安定して走ってくれるんだそう。

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車内から見た急坂のながめ。実測で最大40度近くありましたー

そして早速、自分でハンドルを握ってオフロードコースへ。この富士ヶ嶺オフロードコースを走るのは2度目ですが、400mのロングヒルクライムは大迫力で、初めてじゃなくてもやっぱりドキドキ。でもアクセルを踏んでいざ走り出すと、あっという間に楽々と登ってしまう。登坂の途中では、エクストレイルの「ヒルスタートアシスト機能」も体験しましたが、ブレーキペダルを離しても車が後退しない(約2秒間)、余裕を持ってスタート出来ました。

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そして下り坂で4WDモードの「ROCKモード」を選択すると、ググッという音がして、スピードをコントロールしてくれる。ヒルディセントコントロールというシステムで、急な下り坂でも安心して走ることができます。頼もしいー!

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こんな急坂の坂道発進も安心でした

オフロード試乗後、日産の車両・車体設計グループの竹崎さんとお話するチャンスがあったので、燃費運転について聞いてみると、「燃費良く走ろうと思うと、急加速・急減速をしない。エコ運転をすると、もう少しのんびりいこうか?という気持ちになる。気持ちのゆとりが大事ですよね」とおっしゃっていたのが印象的でした。エコ運転は、心のゆとりに繋がるのかも。まあこのときは燃費”競争”だったので私は必死でしたけど…(笑)。でも「どれだけEV走行出来るかな?」と夢中でチャレンジすることが楽しかったし、燃費が上がると素直に嬉しい。そして、アクセルやブレーキ、ひとつひとつの操作を丁寧にしていくことで、クルマの運転も上手くなるんじゃないかな、と思いました。エコカーってエコなだけじゃなくて、運転していても面白いんですね。
 
PS・後日、届いたエコラン競争の結果は、28台中12位というまことにビミョーな順位でした。もちろん賞品はゲットならず。ちなみに1位のチームの平均燃費は19.4km/l、全体の平均燃費は、17.8km/lだったそう。全体平均は上回ったんですけど、10位チームとの燃費差はたったの「0.1km/l」…。くやしい…。

藤本えみり試乗 ニッサン エクストレイル ハイブリッド エコラン009

考えて走るのって楽しい、と実感できた燃費競争でした

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