【トヨタ・シエンタ】12年ぶりのフルチェンでカッコよく変身してビックリ(レポート:藤本えみり)
トヨタ・シエンタ
価格:168万9709円~232万9855円
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7月9日に発売された、新型シエンタの発表会に行ってきました。新しくハイブリッド車が加わった2代目シエンタ。初代が2003年なので、なんと12年ぶりのフルモデルチェンジになるそうです。
発表会には、新型シエンタのCMに出演する滝川クリステルさん、そしてサッカー選手のハメス・ロドリゲスさんが登場(日本企業のCM出演は初めてだそう)。豪華なお2人がステージに現れると一気に華やかなムードになり、沢山の人で一杯の会場は更に盛り上がっていました。
そして、新型シエンタの登場! その瞬間、私、「おおっ」と驚きました。これまでのデザインとは全く違う。私の中でシエンタといえば「ほんわりとした可愛いイメージ」だったのですが、新型は、先進的な「カッコイイイメージ」に変身。従来の箱型デザインからワイド&ローなスタイルに、そしてヘッドライトも丸目からキリリとしたシャープな形に変化していました。
新型シエンタのエクステリアは「Active&Fun」をキーワードに、トレッキングシューズをイメージして、思わず出かけたくなる、使いたくなるようなデザインを目指したそうです。確かに、「スポーティ」って言葉がピッタリとハマる。両側スライドドアで使い勝手も良いシエンタは、特にお子さんがいるファミリーに人気のクルマ。そして初代の丸目デザインは、お母さん達から「可愛い~」と評判だったと聞きました。
そこで女性の私としては、「こんなに大きくイメージチェンジしたのには、どんな理由があるのか?」を知りたかったのですが、この発表会で、チーフデザイナーの郷さんに直接お話を伺うチャンスがあったんです。
「初代シエンタが登場した2003年頃は、癒しがブームでした。なので、子育て中のお母さんにと、クルマのデザインも癒されるような可愛らしいものにしたのですが、12年経った今は時代が変わった。イクメンという言葉があるぐらい、女性だけでなく男性も家事をする時代になった。新型は、お父さんにも、お母さんにも、幅広い人に気にいって使ってもらえるようなデザインにした」とのこと。なるほど!時代の流れによって、クルマのデザインも変化する。そして、新型シエンタのデザインは、今の時代にピタリと合っているものなんですね。
デザインだけはなく、広さや使い勝手の良さも進化しています。地上から330mm(2WD)という低い乗り込み口で、乗降性もアップ。3列目シートが2列目シートの下に格納出来て、簡単な操作で広いラゲージスペースを作ることが出来るなど、魅力的な特徴も満載。ハイブリッド車はリッター27.2キロの低燃費を実現。ガソリン車にも1.5リッターの新たなエンジンが搭載されているそうです。どんな走りなんだろうー?!気になる。
番組でもシエンタを取り上げて欲しいな、と思った方は、是非リクエスト送ってくださいねー。