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【スズキ・アルトターボRS】普段使いもできるスポーティ軽自動車が楽しい!(レポート:藤本えみり)



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スズキ・アルトターボRS
価格:129万3840円(2WD)/140万5080円(4WD)
スズキ関連情報
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スズキ公式サイト
 
スズキの軽自動車「アルトターボRS」の試乗会に行ってきました。

 
この「アルト ターボRS」は、新型アルトをベースに、「心躍らせる、気持ちの良い本格的な走り」を目指して開発されたスポーツモデルだそうです。そういえば1月のオートサロンにコンセプトカーが展示されていましたけど、このクルマの周囲は人、人、人で、なかなか近寄れなかったのを覚えています。注目している方が多いんだって、思いました。
 
この日は番組でもお馴染み(昨年末の総決算でも出演してくれました)姉妹メディアのAuto Prove編集委員の松本晴比古さんと。朝から予報通りの雨がパラついていたのですが、行きの東名高速では途中なんと虹が見えたりして。しかし、会場の箱根に到着した途端、天気はイッキに大雨に…。やはりこれは、普段の行動が悪い2人が揃ったからなのでしょうか?
 

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気を取り直して、早速試乗開始です。乗ったのはアルトターボRSのブラック。他にボディカラーはレッドとホワイトがラインアップされています。
 

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誰の日常がよくないのか、雨にたたられた試乗会。でもアルトターボRSの楽しい走りは実感できました!

私、新型アルトのデザインを見て「可愛い」と思ったけど、アルトターボRSはパッと見ただけで「走りそう」っていうやんちゃオーラが出てますね。エクステリアで変わったのはカラーリングだけなのかな? こんなにイメージが変わるなんて驚き。車体のアンダー部分やミラーなどに赤色が効果的に使われていて、遠くからでも結構目立ちます。

 
さらにインテリアにも沢山の赤が使用されていました。シートやステアリングには赤ステッチ、メーターの針も赤。そして、エアコンの吹き出し口にまで「赤のリング」が加えられていて凝ったデザイン。これだけ赤色が目に入ってくると、(単純な私は)気持ちもパッと元気になる。大雨だけど、「さあ、運転するぞぉ」。
 

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インテリアのアクセントになってる赤がかわいいアルトターボRSの車内

 
箱根の坂道も力強く登っていくアルトターボRS、そしてキビキビとした軽快な走りに加えて、安定感もある。これは楽しいー! 実はスポーツモデルと聞いて、ガチガチな感じだったらどうしよう…と身構えたところもあったのですが、女性の私でも楽しく手軽に扱えて、これなら普段使いも出来そう。

 
運転する前に松本さんから、「えみりさん、これはAGSだよ」と教えてもらいました。「AGSって…」と間が空く私。「あっ、そうだ思い出した。ツーペダルのマニュアルだ」。
 
この言い方が合っているかどうかはわかりませんが、一旦アクセルを抜く操作が必要ってことは覚えていました。何でもすぐ忘れる私が、これを覚えていたのは奇跡に近い(笑)。
なぜ覚えていたかと言うと、私、この操作をしながら走るのが好きなんです。クルマをコントロールしている楽しさが味わえるから。クルマの呼吸に合わせてアクセルを戻す、それが上手に合った時はホントに気持ちいい。
 
さらに、スポーツドライビングがより楽しめるパドルシフト(5速)も装備。峠の下り坂の運転でシフトダウンして、コーナーを上手くまわれると運転していてさらに楽しくなっちゃいました。小さくて速いクルマもいいもんだなー。
 

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スズキSX4 S-CROSSにも乗ってみました。クロスオーバー好き、SUV好きとしては気になる1台です

そしてこの日、もう1台「スズキSX4 S-CROSS」にも試乗させて頂きました。乗用車とSUVを融合させたクロスオーバーモデルの「SX4 S-CROSS」。SUV好きな私は、記事を見てこのクルマ気になっていたんです。

 
実際に目の前で観たら、パッチリお眼目の大きなヘッドライトが結構可愛いー。サイズ感は手頃なのに、居住空間が広く、室内の天井も高い。荷物もたっぷり積めて、5人乗車時でも420Lのラゲッジスペースを確保しているとか。
 
さらに、スズキ独自の新しい4WDシステム「オールグリップ」を採用。この新型から、走行シチュエーションに合わせた4つの走行モードが取り入れられ、オート、スポーツだけではなく、スノー、ロックまでありました。本格的! 私個人的には、座面だけではなく、背面も温めることが出来るシートヒーターが、運転席と助手席に装備されているというのも嬉しいところです(4WD車に設定)。
 
本格的SUVでありつつ、都会的な雰囲気もあって、しかも走ると「しっかり感」が高い。これで価格が204万1200円(2WD)はお得だな、なんて思いました。
 
アルト ターボRS、そしてSUVまで試乗出来て、この日も幸せな1日になりました。どれだけ行いが悪いのか、家路に着くまで大雨でしたけど(笑)。
 
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