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【ホンダ・N-BOXスラッシュ】ファンキーって言葉が似合うヤンチャ軽。めちゃいい音のスピーカーもすごい!(レポート:藤本えみり)



藤本えみりドライブレポート ホンダ NBOXスラッシュ 013ホンダ・N-BOXスラッシュ
価格:138万円~193万9400円
ホンダ関連情報
ホンダ公式サイト

 
藤本えみりです。今回も試乗会に行ってきました! 今回乗ったクルマは、ホンダN-B0Xスラッシュ。私は発表会のときにホンダU Stream特別番組のMCをしたこともあって、ずっと乗りたいクルマでした。
 

 
試乗会の会場となったのはオシャレな方々が集う代官山の、これまたオシャレなお店が立ち並ぶ「代官山T-site」。オシャレなロケーションにちょっと腰を引けながらも、私はアメリカンというか、ラフにデニムとパーカーのコスチュームをセレクト。ちなみに同行したのは番組構成担当・ザキさまと、集合時間より1時間も早く着いて待っていたという、カメラマン・シラチンさんの3人(ちなみに↑のムービーはbyシラチンです。あわせてお楽しみくださいね)。オシャレだわー(笑)。
 
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試乗会の会場には、何やらパソコンなどが置いてある机があったりしたのですが、「このクルマが誕生したホンダのデザインルームを再現してあるんです」と、デザイナー山口さんと半澤さんに教えていただきました。 

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モデルとなった山口さんの机にはアメリカンな小物が沢山飾られ、とっても開放的な雰囲気。しかも机の脇にはスケートボードまで置いてあるんですが、「あの…本当に会社にスケボーが置いてあるんですか?」と聞くと、「はい、まさにこの通りです」とのお答えが。N-BOXスラッシュの持つ「他にはない新しさ」は、きっと、こういう自由な雰囲気から生まれたんだなーと納得させられました。
 
さて試乗前の説明会は、開発責任者の浅木さんのお話からスタート。
 
「Nシリーズのネクストモデルを」と考えていた中で、N-BOXのルーフを下げてスパンと斜めに切り取ったデザインのラフ画が浅木さんのところへ提出されたそうです。それはカッコイイものの、あまりにも「SHOW CAR」のようなカスタムスタイルだったので、「世に出ることはないだろう…」と。ところが周囲(特に女性!)からの評判が良く、そのまま開発に着手することになったとか。
 
ちなみに試作モデルと製品版のN-BOXスラッシュは、ほぼそのままのスタイルなんですが、試作から変わらないデザインで世に出るのは珍しいことなんだそうです。そうして誕生したこのクルマのコンセプトは「ファンキー」。「とことん遊ぶ、そこぬけに明るい」というアメリカ人の気質をファンキーという言葉で表現しているそうです。
 
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そして試乗してみて分かったのですが、まさにそのコンセプトの通り、N-BOXスラッシュに乗ると、明るい気持ちになれるなーと実感しました。
 
N-BOXスラッシュはインテリアにもアメリカの世界観をイメージした、他にはないデザインが採用されています。青い空と海に囲まれたハワイの海岸線をドライブしているようなイメージの「グライドスタイル」は、白と水色の組み合わせで、シートも爽やか。そして、アメリカのダイナーレストランをイメージした「ダイナースタイル」は、赤をベースにチェッカーフラッグ模様も入ったポップで超明るいデザイン。写真で見るとすごくハデに感じますが、実際に乗ってみると、想像していたよりもハデじゃないんですよ。すぐに馴染む可愛さなんです。

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サーフィンをイメージしたグライドスタイルは白/ブルーでさわやか!

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ダイナースタイルは真っ赤なインテリアだけど、意外とスっとなじむカッコよさ

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ジャズやブルース、音楽をイメージしたセッションスタイルはシックな仕上がり

N-BOXスラッシュには、パワフルで高品質な音が楽しめるようにスピーカーにもこだわりがあるんです。8つのスピーカー+運転席と助手席の間には大きなサブウーファーが装着されていますが、このウーファーは軽自動車の限られたスペースで重低音を出すために、スピーカー背面にホーン部を設けた「バックロードホーン型」なんだそうです。
 
どれだけいい音なのかを確かめるために、代官山からお台場まで試乗の間、シラチンさんセレクトの80’sヒットメドレーを車内に流すことにしました。
 
重低音の良さがすぐにわかり「音が違うなー」と驚きました。でもズンズンといったハデな感じではなく、「タタタン」というような耳に心地良い低音なので、若者だけではなく、大人も楽しめるサウンドだと思います。
 
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クイーン、a-ha、マドンナのヒット曲に「懐かしいー」と車内はノリノリ。マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」のサビでは「フー!」と合いの手も入ってノリノリの車内。いやN-BOXスラッシュ、楽しい!
 
クルマがちょうどレインボーブリッジにさしかかったときには、ヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」が流れてきました。N-BOXスラッシュと、青い空と海の開放感溢れる景色と、「ジャンプ」が絶妙にマッチして、ドライブが楽しいー! 私、まるでアメリカにいるような、底抜けに明るい気分になりました。
 
もちろん走りの方もN-BOXスラッシュは頼もしくて、ターボエンジン搭載車に乗りましたが、台場ICからレインボーブリッジまでの登りも、アクセルべた踏みじゃないのに余裕で走れるのがすごい! カーブが多い首都高も、きれいにコーナリングしてくれるから走っていて楽しかったです。
 
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フロントシートを倒せばまるでリビングのように足を延ばして寛げるし、リヤシートは左右分割で座面を上げられるので、後席に大きなものを乗せることもできちゃいますね。ちなみに私、後席にも座っていましたが、その広さにも驚きました。「クーペのようなスタイルだけど、室内は広い」ってなんだか得した気分です。
 
2014年12月に発売になったN-BOXスラッシュ。試乗した際に受注状況をうかがったところ、購入者の男女比は女性が53%なんだとか(2015年1月13日現在)。そういえばFBにこの試乗会の様子をアップしたときにも、女性の友達から「内装がとても良い。カッコイイー」というコメントが入っていました。私も試乗して、男性だけじゃなく、女性が乗ってもカッコ良くキマるクルマだなーと思いました。ということで、(キメたつもりの)ポーズで写真撮影。キマッてますかー?(笑)。
 

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キマってますかー?

なおホンダN-BOXスラッシュなど個性的な軽自動車を2015年3月14日のザ・モーターウィークリーでとりあげます。そちらもお楽しみください。

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