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えみり試乗記/スズキ・ハスラー モーターショーで一目惚れして、乗ってみたらますます好きになったの巻



藤本えみり ハスラー

東京モーターショーで見て「これいい!」と思ったハスラーにようやく試乗することができました!

2013年12月に放送した「東京モーターショーを振り返る」の回でもお伝えした通り、私がショーのときからずっと気になっていたのが、軽自動車「スズキ・ハスラー」。遊べる軽自動車という新しいコンセプトで生まれたクルマで、デザインもかわいいし、早く乗ってみたいって思ってました。その待ちに待ったハスラーの試乗会が、舞浜で行われたので私もお邪魔してきました。当日は朝7時30分に舞浜駅に集合。起床は4時というスケジュールでしたが、興味のあるクルマの試乗会だと全然辛くないんですねー。

 
さて舞浜へと向かう電車の中で、ショーで初めて見たハスラーや、その後にカタログなどで見たときの印象を思い出してみました。やっぱり一番印象的だったのは、あのデザインの可愛さですね。
 
いい意味でレトロなテイストを感じる四角い形に、ウルウルした涙目のようなヘッドライトは、母性本能をくすぐられてナデナデしたくなっちゃう感じ(笑)。しかも「遊べる軽自動車」というキャッチフレーズは、キャンプやスキーなど、アウトドアで遊ぶことが好きな私にとって大きなポイントです。「可愛い軽自動車でアクティブに走り回ること」を想像したら、それだけでワクワクしてきました。
 

ハスラー えみり

ハスラーのチャームポイントは、癒やし系のフロンマスク。うるうるなヘッドライトはなでたくなる感ハンパないです


 

で、当日はターボエンジンの4WDとNAエンジンの2WDに試乗できました。走りがどうだったかというところは置いておいて(これが私の試乗記らしいといえばらしいですね・笑)。まず最初に気になったのが、その豊富なカラーバリエーションついてです。同行した番組スタッフとも「もしハスラーを買うなら何色を買うか?」とひとしきり盛り上りました。

 
ルーフがホワイトのオレンジ、ピンク、ブルー、ルーフがブラックのレッド、パールホワイト、スチールシルバー。ここまで2トーンが6色。そしてカーキ、ブラウン、シルバー、パールホワイト、ブラックの単色が5色とカラバリは11パターンもあるんですよ。
 
実際に見たらアース系のカーキもワイルドでカッコいいし、2トーンルーフ仕様車のブルーもいいなーと目移りばかりしていました。このブルー&ホワイトルーフは、ボディと同色のシートのパイピングもブルーですごく爽やかなんですよね。「もし購入するなら…」って前提なのに、かなり真剣になっちゃいましたよ。
 
DSCN5774写真
 
ちなみに試乗会ではピンクのハスラーに男性スタッフも乗ったんですが、これが意外と、いや結構、似合ってたことを付け加えておきましょうか。ハスラーのカラバリ選びに悩んでる男性へ、意外とピンクも似合っちゃいますよー、アリですよー…ってもっと悩んじゃいますね(笑)。
 
■室内広々、走りも余裕。カラバリ以外にも悩みどころが…
 
さて実際に乗ってみたハスラーは室内が広々していました。そしてインテリアは、遊びを楽しめる機能がたくさん付いてることも魅力的ですね。
 
シートアレンジで荷室がほぼフラットになるので、長い荷物も載せられるし、長距離ドライブで疲れた時の休憩中、車内で足を伸ばしてくつろげる。あと停車中にテーブルとして利用出来る「テーブル付きインパネボックス」「助手席シートバックテーブル」という機能が付いているんです。車中泊をするとき、ロングドライブで休憩するとき、車内にテーブルがあったらものすごく便利ですよね。私なんてドライブに行っても、車内で普通に食事しちゃいますから、かなりありがたい装備ですよ。
 

ハスラーノテーブル。

ダッシュボックスを開けるとテーブル。車中ご飯も快適です


ハスラーのグレードについても触れておきましょうか。A、G、Xの3種類で、GとXにはターボエンジンも設定されています。そして駆動方式が2WDと4WDの2種類。4WD車(CVT)には、滑りやすい急な下り坂の車速を制御する「ヒルディセントコントロール」や、雪道など滑りやすい路面での発進をサポートする「グリップコントロール」も採用されています。これは軽自動車で初めてだとか。遊びに使える道具として、安心感も大事ですよね。
 
残念ながら試乗会ではオフロードを運転するチャンスがなかったんですが、ターボ車に乗ってこれだけパワーがあれば十分だと思いました。低回転からターボが効いてるので、なんていうんですか「トルクフル」っていうんですか、こう低速から力強い走りで交通の流れに乗るのもまったく苦ではなかったですね。ハンドルの「しっかり感」も満足でした。
 
ハスラー マニュアル

このシンプルなシフトノブの雰囲気もいい感じ。5MTのハスラー、機会があったら試乗してみたい

ハスラーのNAエンジン車にはマニュアルミッションの設定もあります。なんとなく小さいクルマをMTで走らせるのって楽しいですよね。「うーん、買うならマニュアル、いややっぱりCVT。どうするかなー」なんて、カラバリに続いて、また悩みどころが増えましたよ(笑)。残念ながら試乗はできなかったんですが、5MT&NAエンジンのハスラー、きっとキビキビと元気に走ってくれることでしょう。

ヘッドライトのうるうる感

ヘッドライトのうるうる感

インパネ

エアコンの吹き出し口、スピーカー(右下)も同じモチーフ

私が母性本能をくすぐられたヘッドライトの「ウルウル涙目」は、エアコン吹き出し口や運転席のドアポケットのスピーカーなどにも同じモチーフとして使われているんですよ。そんな風に細かい部分まで遊び心満載のハスラー、かわいくてイイクルマですね。

 
スズキ公式サイト

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