【ダイハツ】タントを一部改良。タントエグゼをマイナーチェンジ。イースに迫る燃費か?
2011年11月29日、ダイハツは軽乗用車のタントを一部改良、タントエグゼをマイナーチェンジして同日から発売した。今回はNAエンジン搭載全 車に、ミライースに搭載された低燃費化技術「e:S(イース)テクノロジー」の中から「新エンジン」「CVT」「新ecoアイドル」「エコ発電制御」など を採用することで、燃費を大幅に改善しているのが最大のポイントだ。
改善された燃費データは、2WD車でJC08モード24.8km/L(10・15モード27.0km/L)、4WD車でJC08モード24.km /L(10・15モード26.0km/L)。ダイハツにとって「e:S(イース)テクノロジー」の他車種への展開としては、11月7日に発表・発売した ムーヴに続いて今回が第2弾となる。
このほか、タントではGグレードにメッキフロントグリルやエアロバンパー、リヤスポイラー、フォグランプなどのエアロパーツとブラック内装を採用。スポー ティ感と高級感を表現して、商品性を向上させている。また新設定のX“Limited”にバックモニター付きナビを標準装備して、子育てママの運転をサ ポートする。さらにルーフアンテナとLEDリヤコンビランプの採用と、さまざまな運転状況を伝えるマルチインフォメーションディスプレイの追加(カスタム Xと同RSには採用済み)は、標準モデルとカスタムに共通の改良ポイントだ。
一方、マイナーチェンジされたタントエグゼは全車にルーフアンテナとLEDリヤコンビランプを採用。X、X“Limited”、カスタムGに新意匠 のアルミホイールを採用している。タントと同様に新設定されたX“Limited”にはバックモニター付きナビを標準装備。標準モデルにはマルチインフォ メーションディスプレイを追加している。さらにカスタム系では新意匠のアッパーグリル、バンパー、フォグランプ、グリルをフロントに採用して高級感と力強 さを表現。インテリアではピアノブラック調のセンターラスターを採用して質感を向上し、オーバーヘッドコンソールやセンターフロアコンソールのイルミネー ション点灯部にメッキ加飾を施して、消灯時の高級感を演出している。
■タント価格表
■タントエグゼ価格表