【トヨタ／ヤマハ 東モ】クルマとバイクが充電インフラを共有する社会が間近だ
↑ 左が電動スクーターの「EC-Miu」、右が電動アシスト自転車の「PAS WITH」
トヨタ自動車とヤマハ発動機は2011年11月28日、次世代モビリティ社会の構築に向けて「つながるバイク」サービスを共同で開発すると発表し た。両社は第42回東京モーターショーの「スマートモビリティシティ2011」のトヨタブースにおいて、「つながる」電動スクーターと電動アシスト自転車 のコンセプトモデルを出展する。今回の発表は、クルマとバイク（電動二輪車／電動アシスト自 転車など含むヤマハ製車両）が充電インフラを共有し、トヨタのエネルギー管理システムである「トヨタスマートセンター」をつなぐことで統合的な情報インフ ラの早期構築、シェアリングなどの新交通システムの確立を目的としている。また、ITサービス分野における開発コストの低減も視野に近く実証実験を始め、 「つながる」機能を搭載した車両およびサービスの商品化を目指すという。
具体的な機能としては、スマートフォンやWi-Fi通信を活用したカーナビ・テレマティクスサービス（自動車向け次世代情報提供サービス）をヤマハ 製バイクで展開するほか、充電スタンドの位置情報・満空情報・充電完了通知などの情報をユーザーへ配信するサービスを提供していく。
