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【トヨタ博物館】「トヨタ博物館クラシックカー フェスタ in 神宮外苑」を11月26日に開催



↑ 昨年のクラシックカー フェスタのパレード風景

 

2011年11月26日(土曜日)に、「トヨタ博物館クラシックカー フェスタ in 神宮外苑」が東京・明治神宮外苑(東京都新宿区)で開催される。トヨタの文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手町)では自動車文化の継承・発展と自動 車ファンの交流を目的に、2007年より東京地区でのクラシックカーイベントを開催しており、これで5回目となる。入場は無料だ。

 

本年6月に国の重要文化財に指定された聖徳記念絵画館の前をメイン会場とし、個人所有の日米欧のクラシックカー約100台による銀座方面へのパレードも実 施。トヨタ博物館からは今回、企画展「100年前のクルマたち」をテーマに稀少な米、英、仏、独の豪華車両が展示される予定。さらに今回は戦中戦後、薪を 代用燃料として使用していた「薪トラック」や、記念撮影用のオープンカーも展示される。

 

↑ 1912年式のベンツ 14/30HP

企画展示車両は1904年式のランチェスター(イギリス初のガソリン自動車)、1908年式のビュイック・モデル F(フォードT型以前のアメリカにおける量産モデル)、1911年式のドゥローニー ベルビュ・タイプ HB6L(フランスの高級車)、1912年式のベンツ 14/30HP(課税馬力と実馬力を併記したベンツの新4気筒エンジン車)などで、一部は走行も披露される。

 

↑ トヨダBM型は薪を燃料とするトラック

特別展示されるトヨダBM型は、1950式の薪トラック改造車。戦中・戦後の日本のガソリン不足に対応して「薪ガス発生装置」を搭載したボンネット トラックだ。薪ガス発生装置は1941年当時の商工省が発表した標準タイプで、ナラやクヌギなどの木材を蒸し焼き状態にして可燃ガス(一酸化炭素など)を 作り、清浄・冷却してエンジン内に送りこむ仕組みだ。記念撮影用の車両は1920式のパッカード・ツインシックス、1959年式のシボレー・インパラとい う2台のアメリカ車が用意される予定だ。

 

主な開催概要は、以下のとおり。雨天でも決行されるが、一部車両の展示や走行がキャンセルされる可能性がある。

 

■日時:2011年11月26日(土) 10:00~15:30(入場無料)


■会場:明治神宮外苑 聖徳記念絵画館前(東京都新宿区霞ヶ丘町1-1)

 

■内容

① オープニングセレモニー(10:00~10:20)

② クラシックカーパレード&展示 (一般参加車両約100台)

◇ クラシックカーパレード(10:20~12:00頃)

都内約11kmのコース:絵画館前~青山通り~内堀通り~祝田橋~二重橋前~銀座中央通り~和光前~祝田橋~三宅坂~青山通り~青山一丁目~権田原~絵画館前(*クラウンRS21型/1960年が先導車として走行)

◇ クラシックカー展示(11:00頃~15:30):パレード参加車両

◇ オーナーインタビュー(13:30~14:00):参加オーナー(6名)

③ トヨタ博物館所蔵車両の走行披露(12:45~13:15/14:15~14:45)&展示

◇ 企画展「100年前のクルマたち」

◇特別展示 トヨダBM型トラック(薪トラック改造車)

◇記念乗車撮影コーナー

④ その他

◇ 交通安全啓発活動(10:00~15:00/反射材効果体験、飲酒擬似体験、シートベルト体験 他)

◇ 「東日本大震災」支援ブース(10:00~15:00/ココロハコブプロジェクトの一環として実施。募金は先着1000名様にトヨタ博物館特製ピンバッジを進呈/チャリティーマーケット)

◇ ミュージアムショップ(10:00~15:00)

 

 

トヨタ博物館 公式Web >>

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