【日産/オーテックジャパン】セレナとエルグランドの「ライダー」に高性能シリーズを追加
2011年10月5日、オーテックジャパンはセレナとエルグランドのカスタムカー「ライダー」に高性能シリーズの「パフォーマンススペック」を設定した。 日産チャネルを通じてセレナは10月19日から、またエルグランドは標準車が一部仕様向上を予定している11月からデリバリーされる。
「ライダー パフォーマンススペック」は、いずれも自動車メーカー直系のカスタムメーカーならではのバランスの取れたトータルチューニングがアピールポイント。専用 チューンドサスペンションを採用し、セレナには17インチのヨコハマADVAN Sport、エルグランドには19インチのミシュランPRIMACY LCという高性能タイヤをチョイスしている。
またそれらを支えるボディ性能の向上を図り、スポーティで安定感の高いハンドリングと、引き締まったフラットな乗り心地を高次元で融合したとしてい る。具体的にはフロントとリヤに専用クロスバー(エルグランドではステー)とYAMAHA製パフォーマンスダンパー(エルグランドはリアのみ)などを装備 している。
さらにエルグランドでは、排気系とコンピューターのチューニングにより、エンジン出力を300ps(221kW)とベース車より20psアップ。最 大トルクも+1.7kgm(17Nm)の上乗せを果たし、爽快な加速性能を実現している。さらに両モデルともに専用デザインの大径アルミホイールや 「PERFORMANCE SPEC」のロゴ入りエンブレムを装備することで、エクステリアでも差別感を演出している。
20Xの2WDをベースとしたセレナのライダー パフォーマンススペックの希望小売価格は291.9万円(消費税込み)。350Highway STARをベースとしたエルグランドのライダー パフォーマンススペックについては、11月発売のため価格は後日発表される。
なお、オーテックジャパンは10月5日、セレナ/キューブ/ノート/エルグランドに「ライダー ブラックライン」を設定。これは各車種のカスタムカーである「ライダー」をベースに、さらに個性を強めた特別仕様車だ。2011年1月の東京オートサロン 2011に参考出品したエルグランド のコンセプトカーで好評だったダーククロムのフロントグリルなどを採用したほか、各車で人気の高い装備を標準設定としている。したがって、セレナとエルグ ランドの「ライダー パフォーマンススペック」にもこのブラックライン・シリーズが設定されている。