【日産】九州工場を母体とした「日産自動車九州株式会社」設立を決定
日産自動車株式会社は、同社の九州工場を母体とした生産拠点の新会社を設立すると発表した。
自動車産業を取り巻く環境は、円高の進行や世界経済の長期的低迷、新興国の台頭、エネルギー・環境への関心の高まりなどから、小型車へのシフトや電気自動車の市場投入など大きな転換期を迎えている。
日産自動車がグローバル企業として成長していくためにも、将来にわたり、小型車を国内で生産をつづけられるブローバルな競争力をもった生産拠点が必要になると判断し、これを実現することで国内100万台レベルの生産を確保・継続していくということだ。
主な生産品目には、セレナ、ティアナ、ラフェスタ、エクストレイル、デュアリス、ムラーノ、ローグ(輸出専用)、アルメーラ(輸出専用)となっている。なお、事業開始時期は2011年10月1日を予定している。